SWEET HOME BLOGSweet Home ブログ
2024/01/16
石川県能登半島地震
地震大国日本ではいつ地震が来てもおかしくないことは日本人なら誰しもが理解していると思います。
しかし、まさか正月元旦に起こるなんて思ってもみなかったです。
令和6年能登半島地震により被害に遭われた皆さまへ、心からのお見舞いを申し上げます。そして、ご家族や大切な方々を亡くされた皆さまへ、謹んでお悔やみを申し上げます。
地震が起こるとニュースでも嫌でも耳にする耐震基準や耐震性能
弊社代表は耐震の大切さを知り佐藤 実さんの構造塾で耐震構造の勉強をしておりました。
佐藤実さんは全国の実務者向けに、構造計算の研修やセミナーを行っておられる構造の
スペシャリストです。
そんな佐藤さんがYouTubeでの情報発信をスタートされました。
情報発信をするうちに、一般ユーザーから「おすすめの工務店を教えて欲しい」という
問い合わせが殺到したとのこと。
その声に応え『性能』に特化した優良工務店を選定されました。
㈱Sweet Homeも三重県の業者として掲載していただいております。
実際に耐震の大切さを勉強されているお客様は自ら検索して弊社にご連絡いただける方もいらっしゃいます。
本当に素晴らしいと思います。
まずは勉強させていただくにつれて思う事は本当に日本の耐震基準や耐震への考えが低いと思います。
地震大国ニッポンですよ
もっと何より第一の優先順位を耐震性能を上げるべきと思います。
今回の災害を建築業に携わる立場として考えてみると、災害の拡大には大きな人災が関与していると感じてしまいます。
地震による倒壊の多くは、木造住宅であるという内容の報道もあり、木造住宅は地震に弱いという風評被害を懸念しています。
建築基準法で定める耐震基準は避難できる時間を稼ぐ事までしか考慮されていないという事をご存知でしょうか?
つまり、震度6、7が発生すると建築基準法に則っても木造家屋は倒壊するという事です。
つまり、木造住宅を建築基準法に則って造っても地震大国では、備えが不足という事です。
耐震補強が進んでいたら、新築が耐震等級3で造られていたら、
被害の大きさも違っていたことでしょう。
この被害拡大は、人災だと私は考えています。
国の定める基準だから・・・
では無くて、ご自身の財産を守る為に、これから建てる家は『許容応力計算による耐震等級3』が最低基準として考えてください。
阪神淡路大震災を経験し、東北地震を経験し、熊本地震を経験しても なお、
耐震等級3が常識化しない建築業界
耐震補強が進まない現状であります
私は思います。国の基準を信じてはいけない国は守ってくれない
想定外と言われて終わりです
最近のニュースみてもそう思う事が沢山あります。
いかに自分が目覚めるべきかと
家づくりを検討されている方々にお願いがあります
どうぞ、『許容応力計算による耐震等級3』を最低基準にご検討宜しくお願い致します。
建築基準法に則ってで建てられた方、建築基準法に満たない家にお住まいの方にお願いです。
どうぞ、『耐震補強』をご検討ください。