地震が頻発し大きな地震が来るとやはり耐震等級3で新築住宅を建てる事は、年々需要が増えてきているのは間違いないでしょう。では、既存住宅を耐震等級3にリフォームやリノベーションする事は出来るのでしょうか?
既存住宅を耐震等級3にリフォームする事は可能ですが、新築以上の費用が掛かります。
(※但し、許容応力計算による耐震等級3はほぼ不可能です)
さらに、家の築年数によって大きく改修工事費用が変わりますし、施工方法によって、そもそも不可能なケースもあります。
≪参考≫
1950年より前の家は、基準すら無いので耐震等級3にする為の費用が、建て替える方が安く済む可能性も考えられます。
旧耐震基準の家を耐震等級3にする為の費用は、30坪で1500万円~3000万円程度
新耐震基準の家を耐震等級3にする為の費用は、30坪で1000万円~2500万円程度
2000年以降の家を耐震等級3ににする為の費用は、30坪で800万円~1500万円程度
もちろん、状況によってこの範囲を超える場合もありますので、ご参考まで・・・
新築工事では耐震等級3は標準仕様となっています。
しかしながらリノベーション工事で耐震等級3にするのは予算的にそれなら建替えかなってなってしまいまうのが現状です。
なので今までのリノベーションではもちろん耐震等級1以上
限りなく耐震等級2に近い状態までもっていくのが現状です。
しかし、それぞれに耐震等級と言うものがあり地震と言うのはいつの時代もどの場所で起こるかどの程度の大きさなのか分からないので命を守るせめて逃げる時間を確保できる耐震等級は考えましょう。